モノが存在する価値を求め続ける TACdesign
「こんな製造工場に置く機器にデザインなんて要らないんじゃないですか?」 と、言われる人がいます。 「小奇麗じゃない場所に置く機器は、使いにくくても、どんな形状でも良いのですか?その役割と機能に合ったデザイン性が必要ではないですか?」
産業機器は店頭に並べられることもなく、世間で広く認知されない装置が多くありますが、そのような加工、組立、分析、計測機器などがなければ、量販店に並ぶ多くの製品は製造することが出来ません。また産業機器は高価な製品が多く、その価値に合った表情が必要です。ユーザーが抱いている既成概念にとらわれないデザインを基本としております。
私たちは産業機器のデザインに携わって50年になります。産業機器のデザインは約束事も多く、資料を分析してゆく中でしか見えてこないものもあって苦労することがありますが、デザイン性を必要とする機器が多く、やりがいのある仕事です。
弊社ではコストを考慮しながらデザインの意匠を実現するための 「設計」、そして取説や販促コンテンツ等のご提案も業務としており、近い将来には電機設計、機械設計のセクションを持って、的確なデザインを提供できればと考えています。
使う人を想い、機能美を考え、創造する…
それは、私たちが 「プロダクトデザイナー」 だからです。